参考書・レビュー

「完全マスター中国語の文法」をレビューしてみた

完全マスター中国語の文法は総復習におすすめの本
悩んでいる人

中国語の文法を網羅的に学習できる良い本ないかな??

こんな悩みに応えてくれるのが、この「完全マスター中国語の文法」という本。

実際にこの本を愛用している僕が、本書をレビューしていこうと思います。

中国語文法を”網羅”しているテキストは少ない

「中国語の文法を網羅しているテキストが欲しい」

本気で中国語学習に取り組んでいる人ほど、一度はこう考えます。ですが、思っている以上に「網羅的」「体系的」にまとまっている中国語文法の良書ないのが事実です。

中国語の勉強を始めた頃に使用していたテキストを使おうとしても

  • 内容が簡単すぎる
  • ”本文→単語→文法”という構成が多く、文法の復習に向いていない
  • 中国語文法の全体像がわかりにくい

といった壁にぶち当たります。

そんな課題を解決してくれる良書が、今回紹介する本です。

文法をおろそかにすると、中国語の実力は伸びない

これは、僕が常日頃から受講生に伝えているメッセージの一つです。文法を効率的に学び・復習できる本書について、実際に使ってみた感想やメリット・デメリットについてレビューしていきます。

本書を読めば、中国語の文法を体系的に理解できるようになりますよ。

完全マスター中国語の文法はどんな人におすすめの本か

本書をひとことで表すなら「中国語の文法」を網羅的に学習・総復習できる一冊です。

少なくとも一度は中国語の文法を学習した人がある人や、資格対策で文法を総復習したい人には強くおすすめ出来ます。

本書の目次と構成について

本書は「中国語の文法」や「中国語の構造」について学ぶことができます。

本書の目次

まず目次から。目次はこんな感じになっています。

完全マスター中国語の文法の目次(1/6)
”完全マスター中国語の文法”の目次(1/6)
完全マスター中国語の文法の目次(2/6)
”完全マスター中国語の文法”の目次(2/6)
完全マスター中国語の文法の目次(3/6)
”完全マスター中国語の文法”の目次(3/6)
完全マスター中国語の文法の目次(4/6)
”完全マスター中国語の文法”の目次(4/6)
完全マスター中国語の文法の目次(5/6)
”完全マスター中国語の文法”の目次(5/6)
完全マスター中国語の文法の目次(6/6)
”完全マスター中国語の文法”の目次(6/6)

本文は約440ページあり、前半260ページが中国語の各文法に関する解説、残りが中国語の品詞や要素に関する解説となっています。

本書のメイン部分と練習問題

本書のメインは「補語構文」「”把”構文」「受け身構文」といったような中国語の各文法について解説しているパートで、ポイント解説の他に練習問題がついています。

各文法の解説ページはこんなイメージ。

”完全マスター中国語の文法”のポイント解説
”完全マスター中国語の文法”のポイント解説

文法のポイントを日本語、中国語例文(ピンイン付き)で解説してくれています。3~4テーマほど学習した後には、以下のような練習問題があるので、理解度の確認やアウトプット練習にも使えます。

”完全マスター中国語の文法”の練習問題(1/2)
”完全マスター中国語の文法”の練習問題(1/2)
”完全マスター中国語の文法”の練習問題(2/2)
”完全マスター中国語の文法”の練習問題(2/2)

練習問題の内容はそんなに難しくないので、確実に解答できるまで練習するのが一つの習得目安となります。本書の構成はざっとこんな感じになります。

本書のレベル感

続いてはレベル感について。

本書は完全初学者の人にはおすすめできないかなといった印象です。理由は各文法の解説で使われている例文が(初心者の人には)難しいと感じる可能性があるためです。

裏を返せば「一度は中国語の文法を学んだことがある」人であれば、まったく問題ないレベルといえます。

また、表紙には「中国語検定2級レベルまでの文法項目に対応」と書いてあるので

  • 中国語資格(HSKや中国語検定)の資格合格を目指している
  • これから本格的に中国語を学習していきたい

といった人にもおすすめできます。

特に資格試験の場合、文法について頻繁に確認&復習することが大切となるので、文法本は確実に一冊は持っておきたいとも言えます。

ちなみに中国語検定2級はHSK5級~6級レベルの水準になります。中国語検定準1級になると、HSK6級レベルと同等かそれ以上といった感じですね。

本書で学べること

本書では以下のような内容を学ぶことができます。

  • 中国語で知っておくべき重要な各文法
  • 各文法のポイントや注意点
  • 中国語文法の理論的な構造や全体像

中国語の文法をただ学ぶだけではなく、ニュアンス的な話やコアとなる構造についての解説がある点も推しポイントと言えます。

完全マスター中国語の文法を実際に使ってみた感想

ここからは実際に本書を使ってみた感想を紹介していきます。

「本書を買おうを迷っている」という人は参考にしてみてください。

本書の総合評価

結論、数ある文法本の中でも本書は上位に入る良書だと僕は評価しています。

その主な理由として

  • 中国語の文法について網羅的にまとまっている
  • 各文法のポイントや注意点がわかりやすい
  • 文法の構造や品詞に関する解説もあり、より深い理解につなげられる

あたりがあげられます。

「網羅的にまとまっている文法本を一冊も持っていない」という人には、本書を一度手に取ってみてください。

本書を実際に使って感じたデメリット

本書のデメリットについても触れておきます。

といっても僕としては本書に対して大きな不満はありません。まあ強いて言えば「量が多い」という点ですかね。

「網羅的な文法本なんだから量が多くて当たり前」と言われればそれまでなのですが、本書の内容すべてをインプットするのにはそれ相応の時間がかかるとも言えます。

1つ1つの論点をより定着させるためには、自分自身で「整理」する作業もめちゃくちゃ大事になるということを、ここで付け加えておきます。

本書を実際に使って感じたメリット

続いてはメリットについて。これは先ほど「総合評価」で記載した点に加えて

  • 資格対策としても使える
  • 文法がわからない時に辞書代わりとして使える
  • 練習問題を通じて理解度チェックができる

あたりがメリットになりますね。

本書を使ったおすすめの勉強法

最後に本書を使ったおすすめの勉強法を紹介しておきます。

結論、以下の3ステップで学習するのがおすすめ

完全マスター中国語の文法を使った3ステップ学習法

  • 本書を頭から読み直して、再度インプットする
  • HSKなどの過去問を解きつつ、復習時に辞書代わりに本書を使う
  • 本書の論点ごとに、自分で文章を書いてアウトプットしてみる

これをするだけで、中国語の文法力はかなり向上します。

ステップ①でインプットして、ステップ②と③でアウトプットする点がポイントです。

どうしてもステップ①のインプットで終わってしまう人が多いので、資格対策用の問題集を解いたり、ゼロベースで文章を書くトレーニングを積んでみてください。

まとめ:完全マスター中国語の文法を使えば網羅的な学習ができる!総復習用にも持っておきたい一冊

今回は「完全マスター中国語の文法」についてレビューしてみました。

英語に比べて「網羅的」な文法本が少ないのが中国語ですが、本書は網羅的で体系的に文法を学べる一冊になっています。それなりに量が多いので、1日1テーマと目標を立てて継続的に学習を進めることが大切になります。

文法をおろそかにすると、中国語の実力は伸びない

冒頭でもお伝えした言葉ですが、少しでも文法に不安がある人は、今から少しずつ文法力を鍛えていきましょう。読解力や作文力といった必須スキルを向上させる一冊にもなりますよ。

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