先日、受講生からこんなメッセージが。
今、YouTubeで天馬さんの動画を拝見していて気付いたのですが、12月3日は天馬さんがYouTubeを開始して、1周年だったのですね!恭喜恭喜です(*^^*)これからも、新しい動画がアップされるのを楽しみにしていますね
僕自身も言われた初めて気付いたのですが、YouTube活動を始めて丸一年が経ちました。
2023年後半はコーチング受講生向けのコンテンツ作りなどに多く時間を使っており、YouTubeやブログに時間をあまり使えていないのですが、自分の活動を振り返る良い機会なので、YouTubeを始めてからの一年を振り返ってみます。
結論、YouTubeを始めて本当に良かったです
YouTube一年の軌跡【期間:2022年12月~2023年11月】
まず始めに数値面の振り返りから。
主な指標を振り返るYouTubeを始めてから一年の主な指標をまとめてみました。本当はアナリティクスを貼りたいのですが、YouTubeの規約的にアウトな感じがしたので表にしました。
年月 | 動画投稿本数 | チャンネル登録者数 |
---|---|---|
2022年12月 | 2本 | 3名 |
2023年1月 | 2本 | 15名 |
2023年2月 | 4本 | 149名 |
2023年3月 | 2本 | 1,036名 |
2023年4月 | 2本 | 1,416名 |
2023年5月 | 2本 | 1,633名 |
2023年6月 | 4本 | 1,798名 |
2023年7月 | 1本 | 1,906名 |
2023年8月 | 0本 | 2,050名 |
2023年9月 | 1本 | 2,162名 |
2023年10月 | 0本 | 2,249名 |
2023年11月 | 1本 | 2,305名 |
ざっとこんな感じですね。
色々思うところや反省点は多いのですが、とりあえず1年継続できて良かったなと、これに尽きます。そして2月頃に投稿した動画が伸びてくれたおかげで、チャンネル登録者も1,000名を突破することが出来ました。
正直、自分には100名も厳しいと思っていたのですが、これほど多くの方に見てもらえることが出来て、感謝の気持ちでいっぱいです。
夏以降はあまり動画が投稿できませんでしたが、2024年からは月2本ペースで上げられるように頑張りたいと思います。
数字の向こう側自戒の念も込めて書いておきたいのが「数字の向こう側」という話。
この記事を見てくれている人の中には、もしかしたら「登録者数ショボいな」と思った人もいるはず。僕はどう思われても気にしないので構いませんが、この「他人と比べて数値を追い求める思考」って重度の現代病だと思っています。
百歩譲って自分自身が「もっと登録者数増やすぞ!」と意気込むならまだわかりますが、本人以外が自分の物差しで「あの人は○○万人登録者がいるのに、この人は○○人しかいない」など考えるのは、ちょっとヤバい。
物事を表面的にしか判断できていないからという理由もありますが、数字の大小だけで物事の是非を語る人は、数字の向こう側にいる人たちの存在が見えていないからです。
100人の人を目の前にしたら普通は誰もが緊張するはずなのに、デジタルの世界で「登録者100人」と見ても何も感じない(むしろ少ないとすら感じてしまう)。初対面の人に暴言は吐かないのに、SNSでは簡単に暴言を吐く。といった人も残念ながらいます。
リアルでの常識をいとも簡単に変えてしまうのがネットの世界であり、ネットが持つ特有の怖さでもあります。
ただ「数値の向こう側にいる人たち」をしっかりと意識することが出来ていれば、
- 数字に振り回されることもない
- 他人と比較する必要もない
- 再生回数稼ぎを目的とした不快な動画を作る必要もない
こういった当たり前のことが、当たり前のように認識・理解できるようになります。
要は、今自分の目の前のにいてくれる人を大切にし続けるマインドが何よりも大切ということ。そのことを忘れて数字だけを追い求めてしまうと、目の前にいる人をないがしろにするだけでなく、ただの承認欲求マシーンと化してしまいます。
自身の成長を可視化するツールとして数字は有用ですが、本質を見誤らないようにしておきたいものですね。
これから先、YouTubeやSNSを始めようかなと考えている人は、この点を知っておいてもらえると「自分らしい投稿」をし続けることが出来ると思います。
YouTubeを始めて良かったこと
冒頭でYouTubeを始めて良かったと言いましたが、その内容も書いておきます。
僕にとって一番良かったことは、中国語を本気で勉強している方たちと繋がれた点にあります。自分のファンになってくれたというのはおこがましいですが、少なくとも自分を必要としてくれた人たちに出会えたことは大きな喜びです。
その中でも、凄まじい熱量と学習意欲を持って僕のコーチング受講生となってくれた方々。受講生と一緒に努力し続け、成長や喜びをわかち合えた時間は僕にとって大きな財産となっています。僕がコーチングを通じて教えているように見えて、実は教わっていることの方が多いんじゃないかなと思うほどです。
冒頭で紹介した受講生のようなメッセージも、僕自身がさらに前に進むためのエネルギーとなっています。受講生に限らず、YouTubeでもSNSでも声にして届けてくれる方たちには本当に感謝しかありません。
僕は「中国語」というジャンルで発信していますが、中国語を学ぶという行為を超えて、何かしらの形でその人の人生に関われたことを嬉しく思います。
YouTubeの収益ってどうなの?中には「ぶっちゃけ広告収入とかどうなの?」と気にされている方もいるかもしれないのでお伝えしておくと、収益面ではYouTubeを始めて良かったとは思いません(笑)そもそもそこを目的としていないので想定の範囲内ですが、「シナリオ考案→台本作成→動画撮影→動画編集→アップロード」というプロセスや労力に見合った収入は得られませんね。
ただここはその人の努力次第かなとも思います。目立つのが好き、人を笑わせるのが好き、突出した特技があるといった人は、アイデア次第で登録者も増えるでしょうし、人気者になれる可能性は秘めています。
でも先ほども言いましたが、数字ばかりを追い求めていると本質を見失いがちなので、自分らしく無理なく続けていくことが一番大切だと思います。継続していればそのうち反省点や改善点も浮き彫りになりますし、その都度改善を積み重ねていけば、様々な面でクオリティが上がっていきます。そしてクオリティが上がれば、必然的に自分のコンテンツを必要としてくれる人は増え、発信している市場でのニーズも高まっていくからです。
少なくとも僕は目立ちたがり屋ではない(むしろ目立ちたくないタイプ)なので、そもそもYouTuber向きではないのですが、何か伝えたいことがあるならYouTubeは打ってつけの手段になるということも付け加えておきます。
YouTubeを始めたデメリット
続いてはデメリット。
結論、YouTubeを始めたデメリットはないですね。
理由はメリットがデカすぎるから。YouTubeを始めて色んな人に見てもらえるようになると、当然変な人に絡まれたり、クソリプが来る機会にも遭遇します。
もしメンタル面に不安がある人だと、ここは結構なデメリットになってしまうと思うのですが、どんな発信者であってもアンチは必ずいます。芸能人ですら万人に愛されることはない以上、発信者も同様に万人に愛されることはないのです。
誰にでも愛されようと各方面に配慮しはじめると、八方美人で表面的な発言しかできず、結局アンチを生み出すという構造に入ります。だったら自分を必要とくれる人のことだけを考えて発信し続ければ良くて、それ以外のクソリプは無視すればOK。
「闇があるから光がある」と同じ感覚で「アンチがいるからファンがつく」みたいな心持ちでいればいいと勝手に思ってます。
そもそも僕の場合、過去に別のジャンルで発信したけど全く見向きもされなかった悲しい経験があります。その時の経験から学んだのが「反応がないことが一番つらい」ということ。それに比べれば、クソリプなんて「君の動画見たよ!」と言わんばかりの合図でしかないので、「お、わざわざ時間使って見てくれてありがとう!」と思えばいいのです。時間の無駄なのでリプはしませんが。
こういったマインドは何事にも使えます。
結局、物事は解釈の仕方一つ、自分の気持ち次第でプラスにもマイナスにもなるものです。
一年後の自分に向けて
最後に一年後の自分にというか、来年に向けての抱負を書いて終わろうと思います。
こんな感じですかね。
- 動画投稿本数:月2本ペース
- チャンネル登録者:1万人達成
あまり目標が多すぎても、細かすぎても結局忘れるだけなので、これくらいシンプルな目標で2024年も頑張りたいと思います。
YouTubeを中心にしつつも、ブログやその他SNSにも少しずつ力を入れていこうと思うので、興味のある方は良ければ遊びに来てください。個人的にはブログ好きなので、もっと書いていきたいですね。
まとめ:中国語系YouTubeを始めたら実りが多かった一年に
と、こんな感じで2023年のYouTube活動について振り返りをしてみました。
僕は普段あまり自分のことは書かない主義なのですが、自分を鼓舞するため、自分に言い訳を作らないためにも、これからもブログで振り返りはしていこうかなと思います。最低でも3か月に1回、出来れば毎月末ごとに振り返りが出来たらいいなと。
より良質なコンテンツを、中国語学習で悩んでいる人に届けられるように精進します。
这次就写到这儿吧,下次见~