成語・慣用句

「十年磨一剑」の意味を解説

知っているとカッコイイ中国語「十年磨一剑」
悩んでいる人

中国語の勉強、3年も頑張って勉強してるのに全然話せないよ。。。

十年磨一剑。何事も真価を発揮するためには長い年月が必要ですよ。

天馬

十年磨一剑(shí nián mó yi jiàn)

人それぞれ頑張っているフィールドは違いますが

  • 頑張ってるのに結果が出ない
  • 努力してるのに上達しない

こういったことを感じたことはありませんか?

・中国語を頑張っている
・仕事で成果を出したい
・SNSを使って成功したい
・誰かに認められたくて必死になってる

色んな目的や動機があると思いますが、その過程で「挫折」とまではいかなくても、出口のないトンネルを歩き続けている感覚にため息をついてしまう瞬間は誰でもありますよね。

そんな時、この言葉を使ってみてください。

十年磨一剑

直訳すれば「10年、1つの剣を磨き続ける」となります。そこから転じて「真価を発揮するためには、長い年月をかける必要がある」といったニュアンスを示す言葉となりました。

この言葉、もともとは中唐の詩人"贾岛"が剣客という詩の中で語った言葉だそうです。

十年磨一剑,霜刃未曾试。今日把示君,谁有不平事

訳すのは難しいですが、あえて言うなら

「10年磨き続けてきたこの剣。鋭く輝くその刃はいまだ試す機会がなかった。今日、この剣を諸君らに見せよう。誰か理不尽なことをしている者がいるならば。」

こんな感じになりますかね。

元々はこういった詩から生まれた言葉ですが、現代でも通じる点はあります。

何かに精通したり、成功をなすためには「1つのことに時間をかけてやり抜く必要がある」というのが物事の本質だと思います。

ちなみにこの言葉は「十年磨剑」と成語として使われることもあります。もし中国語を勉強していてくじけそうになったら、この言葉を思い返してみてください。

天馬

それでは今回はここまで。下次见!

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