HSK4級には絶対に合格したい...!!なにかおすすめの勉強方法ないかな?
こんな悩みを解決していきます。
動画で観たい方はコチラ HSK4級に合格できれば立派な中級者中国語を学び始めた年齢や環境は、英語と違って人によってかなり異なります。
ですが、一つだけ確かなことが言えます。
それは
HSK4級に合格すれば、もう初心者じゃない!!
ということです。
「いきなりなんだ?」と思われるかもしれませんが、HSK4級の合格は「中級レベル」に達しているかどうかを判定するにはちょうどいいレベルなのです。
そしてこれから、あなたはHSK4級レベルに挑戦しようとしている。これは本当にすごいことです。
僕は中国語を学び始めた人全員に「HSK4級レベルまで到達して欲しい」と心から願っています。HSK4級レベルになれば「中国語の基礎」は確実に身についているといえるからです。
そして、中国語の基礎さえ身についていれば、
- 中国人とコミュニケーションを取ることが可能になる
- 高みを目指す権利を手中に収めており、更なるレベルアップができる
といったメリットを享受することが可能なのです。
裏を返せば、HSK4級レベルに到達しないと、少なくともビジネスレベルでは使い物になりませんし、日常会話でも中国人とのコミュニケーションに苦戦することでしょう。
せっかく中国語の勉強を継続してここまで来たのだから、HSK4級には絶対に合格してください。そのためにどのような勉強方法を取り入れればいいか、本記事で紹介していきます。
HSK4級に一発合格できる勉強方法を紹介
HSK4級に合格するための秘訣。
それは「過去問対策」にあります。過去問がある程度解けるようになれば、確実に合格できるようになります。
「いやいやそんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、実は当たり前ではないのです。HSK5級以上になると、過去問対策だけでは合格できず、過去問以外にも得点力を伸ばすための”別の対策”が必要となるからです。
つまり、HSK4級に合格する観点からいえば、過去問を一冊購入して、安定して7割以上得点できるまで練習すればいいのです。
「そうか、じゃあ早速過去問解いていこう」と思って頂けた方は、公式が出している最新の過去問「HSK公式過去問集4級 2021年度版」を用意して、あとはひたすら解いてみてください。
本記事の後半で紹介している「HSK4級のパート別対策」も忘れずにチェックしてくださいね。
過去問対策をすればOKと伝えた真意さて、僕がこのように公言したのには理由があります。
それは、HSK4級を受験しようと考えているあなたは、かなりの確率で”中国語の基礎”が出来上がっている可能性が高いからです。たとえ現時点で自信がなかったとしても、
- 大学で使っているテキストを一通り勉強した
- 中国語教室のテキストを一通り勉強した
こういった人は多いのではないでしょうか?
つまり、中国語の基礎に一通り触れているのであれば、あとはアウトプットしてその実力を高めた方がHSK4級の合格には案外近道だったりするのです。
一方で「まだ基礎が定着していない」「過去問に触れるだけの自信がない」という人は、以下のステップで勉強していくことをおすすめします。
HSK4級に確実に合格するための勉強ステップ
- HSK4級で求められる語彙力を身に付ける
- 中国語文法の基礎を固め、苦手論点をなくす
- 過去問対策をして実力を伸ばす
これを意識して勉強するだけで、HSK4級の合格がグッと近づきます。
具体的な内容について、1つずつ解説していきます。
ステップ①:HSK4級で求められる語彙力を身に付ける
HSK4級に合格するためには、まず必要とされる語彙力を身に付けることから始めましょう。
公式によれば、HSK4級では約1,200語の語彙が求められています。今まであなたが使っていたテキストのレベルにもよりますが、ある程度の語彙力は身についているはず。
そのテキストを総復習して語彙力を身に付けてもいいのですが、できれば単語帳で学習しましょう。その方が学習効率が高いから。
おすすめは「品詞別・例文で覚える HSK基本語彙 1級-4級」という本。単語・例文がピンインとセットで見開きでチェックできるようになっているので単語帳として使いやすく便利です。
本書で語彙力を付ける時には、以下の2点を必ず守ってください。
- 回転率を意識して単語帳を読む
- その際には単語と例文を必ず音読する
まずなにより「回転率」を意識するようにしてください。
1時間かけて100個の単語を覚えるのではなく、100個の単語覚える作業を「20分×3回転」させるイメージです。どんなにじっくり勉強しても、最初に学習した単語は結局忘れてしまっています。そのため、1回あたりにかけられる時間こそ減りますが、繰り返し単語に触れることで記憶に定着しやすくさせるのです。
そして忘れずに「声に出して正しい発音で音読」するようにしてください。
これは、自分の脳を中国語に慣らすためにも重要な作業です。面倒ですが、超重要です。
自分自身の声で中国語が理解できない状態だと、ネイティブの中国語なんて100%理解できません。だから、聞き流しをする時間があったら、まずは単語や例文を音読することからはじめましょう。
ステップ②:中国語文法の基礎を固め、苦手論点をなくす
語彙力を磨きつつ、次に取り組むべきは「中国語の文法」です。
目的は、中国語文法の基礎を固め、苦手論点をなくすことに尽きます。
このステップでは、あなたが今まで使っていた教材やテキストを使ってもらってOKです。何かしら、中国語文法を網羅的に復習できるものがあれば、新しくテキストを買う必要はありません。
もし文法を網羅的に復習できるテキストを持っていないのであれば「完全マスター中国語の文法」がおすすめです。HSK5級以上を狙うのであれば、持っておきたい一冊でもあります。
本書の特徴は「完全マスター中国語の文法」をレビューしてみたで紹介しています。
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「完全マスター中国語の文法」をレビューしてみた
続きを見る
そして、ひと通り文法を学習した後には、公式LINEに登録してくれた人限定で無料配布している「中国語文法マインドマップ」を活用してみてください。僕が独自の視点でまとめたものですが、中国語を網羅的に復習するのに役立つはずです。
中国語文法の全体像を把握すれば、リスニング・読解・作文力の向上につなげられますよ。
>> 公式LINEに登録して”中国語文法マインドマップ”をゲットする
ステップ③:過去問対策をして実力を伸ばす
さて、ここまで来たらあとは過去問対策をするのみです。
ステップ①で語彙力を鍛え、ステップ②で中国語文法を固めたら、HSK4級で闘えるだけの準備は整っています。現状、どのくらい通用するのか、何が足りないのかをアウトプットを通じて把握していきましょう。
過去問は1冊持っておけば十分です。
冒頭でも紹介しましたが、公式が出している過去問「HSK公式過去問集4級 2021年度版」があれば、過去5回分の過去問(リスニング・読解・作文)がセットになっているのでお得です。
【本番で使える!】HSK4級のパート別対策と傾向について
最後に、HSK4級のパート別対策や出題傾向についても頭に入れておきましょう。
- 実際にどのような問題が出題されるのか
- 各パート(听力、阅读、书写)で気をつけるポイントは
- 問題を解く順番や知っておくべきテクニックは何か
こういった点を僕なりにまとめてみました。
こちらも先ほどの中国語マインドマップと同じく、公式LINEに登録してくれた方限定で無料でプレゼントしています。誘導する形になってしまい申し訳ないのですが、登録特典としているので本試験前に活用してみてください。
各パート別に僕の所感もまじえて解説しているので、本試験前に一読してみてください。
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まとめ:HSK4級は過去問対策で確実に合格できる!自信がなければ3ステップ勉強法から始めよう
今回はHSK4級に合格するための勉強法について紹介してきました。
過去問対策をしっかりすれば合格できるのは事実ですが、過去問対策に取り組むタイミングは人それぞれです。過去問に取り組んでみて「まだまだ実力が足りない」と感じたら、いったん過去問を解くのはやめるようにしてください。
いくら「過去問を解けば合格できる」といっても、実力がないうちから問題集を解き続けるのは苦痛でしかないですからね。
あわてず、自分のペースで「3ステップ」を意識して学習してみてください。そうすれば、確実に合格をつかみ取ることができます。